茨城県 女性70歳代

H22.4月 髄膜底腫瘍と診断、10月 骨髄底腫瘍 摘出手術を受ける



手術後、約1ヶ月の入院、一過性の記憶障害(2か月位で改善)、左顔面変形、味覚障害、開口障害、幻聴などの症状が出てしまいました。これらの症状を担当医師に相談するも「手術は成功なので少しずつ改善していくでしょう」との事でした。

1ヶ月の自宅療養で味覚障害は少しずつ改善しましたが、何よりも辛かったのは1日の中で何度も顎の痛みを感じ、食事も左顎をさすり顎を手でひきあげぎみに食事を始めないと口を開くことがでず、食べられる物も限られた食品だけでした。

顔面変形も起こり、左目がつりあがり瞼が下がりまるで怪談に出てくるお岩さんのような顔になってしまいました。お見舞いに来てくださる方に会う事すらも嫌になり、夜になると山登りをした時の様な耳への圧迫感と耳の奥の方から聞こえてくる

「トントントン」というノックのような幻聴に毎夜悩まされ睡眠もとれず身体的、精神的にもかなり追い込まれた状態でした。

担当医他、別の脳外科の先生、かかりつけの内科の先生に相談をしましたが症状改善の効果的な治療法は見つかりませんでした。



その様な時、家族からさかい歯科を紹介され“わらをもすがる思い”で来院したのが手術から2か月後の12月のことです。

さかい歯科の院長先生は私の今までの症状をそれは細かく丁寧にお聞きいただき、藤井式咬合治療+AKA博田法で治療を開始することになりました。



そして第一回目の治療(咬合治療)を受けていく過程で口の開き方に変化が出てきているのを実感しました。治療前よりも顎のつっかえが少しとれたようで“口の開きが軽くなった”と体感しました。

治療直後の開口量が25.5ミリ(治療前21ミリ)になり、びっくりの喜びを感じました。

「はじめは治療効果が長続きしないかもしれませんが、この治療に反応しているという事が重要で、回を重ねていけば改善していくと思いますので頑張りましょう」と言ってくださいました。

併用した、みらいソックス療法で履き始め3日後毎晩の幻聴がなくなり眠れるようになりました。回数を重ねる毎に顎の痛みや開口量に違いが出てくるのを体で感じ「さかい歯科での治療に間違いはなし」と信頼が確信に変わり治療を続けました。



通院を続けて1年が経つ頃にはお岩さんの様だった顔の変形も元の顔に戻り、

顎の開口量も43cm、体も驚く程元気になりました。



私が今この様に元気で毎日を過ごせているのはさかい歯科の院長先生の治療とスタッフの皆さんの励ましのおかげと心から感謝をしております。

私は運よく家族の紹介でこの様な治療に出会うことができましたが原因が分からず、またどこの病院に行ってよいのか悩んでいる方は沢山いらっしゃると思います。まずは勇気を持って相談されてみたらいかがですか!?

かい歯科医院に通う事が私の元気の素です。