千葉県 女性
母は平成九年頃から、原因不明の逆流性食道炎を患い大変苦労をしていまいた。
三ヶ月に一度の嘔吐発作が、月に一度と頻回に起こるようになり、少しの対症療法だけで毎回ただ嘔吐発作が過ぎ去るのを待つしかない状況に、本人も家族も苦しみ、次にいつ発作が起きるのかと、不安と恐怖をおぼえる程でした。
症状は、前触れなく突然と起こり、丸一日ひたすら吐き続け平均で数日続きます。ひどい時は1週間続いたこともありました。水も受け付けず、調子が悪い時は、夜バケツ1杯分にもなる程,吐き続けます。
そんな時機会があり、さかい歯科医院で不具合の多い義歯の再治療を行うことになりました。院長の診断では、かみ合わせの高さが低くなっているうえ、下顎の位置が右側にズレ
ているとのことで、顎の位置を改善したうえで新しい義歯を作製することになりました。
顎の位置を改善する治療は半年くらいかかりましたが、術後は顔の歪みも良くなり、笑顔がきれいになりました。そして気がつくとあれほど激しかった嘔吐発作が出なくなりました。
義歯治療後7年がたちますが、あの激しい嘔吐は起こっていません。