千葉県30代女性 



 平成23年春くらいから、右顎から頬骨にかけて、発作のような強い痛みが2,3週間に

1度の割合で4~5日続くようになりました。かかりつけだった歯科で右上奥歯が原因ではないかと、抜歯をしましたが症状は変わらず、夜中に激痛の発作が起こり薬をのんでも効かず朝まで我慢しなくてはならないこともしばしばでした。

 子供に本の読み聞かせをしている間に顎の痛みが強くなり、途中でやめることも。

しまいには子供が察して読み聞かせをせがまなくなるほどでした。

 また、仕事の関係で夜勤もあり、仕事に必要な会話で顎を動かすとさらに強い痛みがでてきて周りの人たちにも理解されず、苦しんでいました。


 インターネットで治療してくれそうな診療所を探し、平成
243月さかい歯科医院を受診しました。

 難治性顎関節症と非定型顔面痛ということでした。普通は薬物治療が主体となるようですが、薬をなるべく使わない方法でやっていきましょうということになりました。

 藤井式咬合治療とAKA博田法という新しい考えの治療法で治療を始めました。

治療を始めて1ヶ月をすぎたころから、痛みの発作が出る間隔が空いてきたり、痛みの持続時間が短くなってきたり、夜激痛で眠れなくなることがなくなってきて、よく眠れるようになりました。

 ただ無理を押して仕事をすると症状が悪化するので、さかい先生とも相談して仕事を

休職して治療に専念することにしました。
 途中から奥歯の金属もはずし、樹脂のもので
詰めていく治療も加えていきました。また生活習慣についてアドバイスをいただき、見直したことも大きいと感じています。先生やスタッフの方との会話がカウンセリングのようで癒されました。

 そのような甲斐もあり、
10月くらいになるとだいぶ痛みも発作も落ち着き、11月から

復職できるまでになりました。

 この治療法を選んで本当によかったと思っています